オーストラリア移住 投資家ビザ 投資結果 FY2024

オーストラリアでの決算(Tax return)にもそろそろ慣れてきて一通りの流れや節税の仕組みなどが分かってきましたが、メモとして前期の投資結果を書き留めておこうと思います。

前期の決算時の予測通りの収入となりました。

投資のカテゴリは前期と変わらず下記の通りでした。全く変わっていませんが、今回は銀行金利が軒並み4%以上になったため、銀行からの利息が増えました。

・クイーンズランド州債(満期のため最後の配当)
・以前出資した前職関連の豪法人からの配当
・銀行からの利息収入

今年でクイーンズランド州債が満期になり、元本が償還されました。これを期の途中から高金利の銀行の定期と普通預金(共に毎月利払い)に振り分けました。

今回で最後になる州債からの配当が年間で14500豪ドル(約145万円)が入りました。

シドニーの会社から年間25000豪ドル(約250万円)が配当として入りました。今年はかなりダウンしましたが、今期は35000豪ドルの配当が既に支払われていますので多少持ち直しています。

その他に銀行からの利息収入が年間74500豪ドル(約745万円)程となりました。

州債 14500豪ドル
配当 25000豪ドル
利息 74500豪ドル
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合計 114000豪ドル(約1140万円)

これと家族信託名義の銀行利息が44500豪ドル(445万円)程度入り、妻にほぼ全額、14歳の息子に416豪ドル(41600円)を振り分け、妻は最低税率、息子は無税で配当しました。

個人所得 114000豪ドル(約1140万円)
家族信託所得 44916豪ドル(約449万円)
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合計 158916豪ドル(約1589万円)

税引き前の世帯課税所得は158916豪ドル(1589万円)となり、所得税額は19364豪ドル(193万円)+予定納税額10350豪ドル(103万円)、妻は2600豪ドル(26万円)程度還付となり、世帯税額は27100豪ドル(271万円)となりました。今回税率は17%程度になりました。ちなみに日本で年収1600万円弱の場合、住民税、所得税、社会保険料でザックリ35%の税率になるようです。

現在の普通預金金利5%の環境では何もせずとも資産が増えていっている形になります。この利息で稼いだ分で生活費を除いて余った分の一部から息子の大学費用を捻出してやろうと定期預金の利息はそのまま息子の学資預金という形で積み立てをしていっています。5年定期を組んであるため、学資は確保出来ることが確定しています。

また来々期あたりから日本で新規に始めた事業で配当を受け取れるのではないかと考えています。既に初期投資は回収出来ているため、税引き後利益が出た分は全て配当するという形で行きたい考えです。ただ、これ以上収入を増やしても税額が増えていくだけなので、不動産ローン等でマイナスが作れればより税額を下げつつ効率的に投資を行えるのではと考え始めています。

ただ、これから政策金利が下がってくることが予想されていますのでこの数年でもし株式市場で大暴落があればオーストラリアの高配当ETF(VHY)も検討に入ってくると思います。オーストラリアの高配当株は世界的に見ても配当利回りが高いので預金金利が下がってくる曲面では有効だと思っています。ただ、暴落曲面でしか入れるつもりはありませんし、オーストラリアではやはり今後も不動産が強いという考えから資産の一部でしか考えていません。

最後までお読みいただきありがとうございました。
どこかの誰かのお役に立てれば幸いです。

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