起業する時に大切なこと

私は以前行なっていた事業がアロマ製品のOEM製造卸という仕事だったということもあり、アロマ製品を使ってこれから起業しようというお客様と数多くお会いしてきました。その中でうまく行く人とそうでない人の優先することの違いに気が付きました。自分を振り返ってみても幸いうまく行く人の行動をしていたなと感じます。

まずうまくいかない人は起業する際にどのようなことを優先するか。
以下がうまくいかない人の優先事項です。

・法人化をすぐにしようとする。
・名刺をすぐに作りたがる。
・売上に直結しないウェブサイトをとりあえず作りたがる。
・漠然としたビジネスプランや夢の様なものはあるが、具体的に儲けられる仕掛けを考えられていない。
・自分の強みと弱みを理解していなく開業当初はお金がないのにやたら他人に仕事をお願いしようとする。
・出来ない理由を常に探している。

逆にうまく行く人の優先事項は下記の様なものです。

・なぜそのビジネスをするのかということがはっきりとしている。
・夢と目先のビジネスプランは分けて考えているが、その夢とプランに一貫性がある。
・必要な不必要なことが見えていて、売上に直結しないことはほぼやらない。
・商品やサービスが売れていくペースと経費のかかり方のペースが頭の中でイメージ出来ている。
・競合や市場の状態と今の自分の状態の位置関係を客観的に見られている。
・コストを最小化して利益を最大化するためにはどうするかを常に考えている。
・自分にない知識を持つ専門家に頼りつつも、自分で出来ることは率先して動きスキルアップも同時に行なっている。
・どうすれば出来るかを常に考えている。
・売るためのウェブサイトを構築して、どうそれを活用して行くかという具体的なマーケティングプランがある。

まず一番多かった質問は会社設立する必要があるかということでした。個人的には答えはノーです。なぜなら法人には最低限かかってくる法人住民税があったり、会計も適当ではいけないため、税理士に依頼依頼する必要も出てくるため儲からなくても負担する必要のある一定の経費がかかります。

そもそも法人は利益が出た際の節税対策のために必要な単なる箱です。ある時点から個人事業主であるよりも法人にした方が節税のメリットを多く享受出来ます。個人事業主は稼げば稼ぐほど税率が上がりますが、法人の場合は一定のところで税率が止まってくれます。

また、社長であっても自分の会社から自分のために健康保険証を発行して半額を会社に負担させることが出来たり、その健康保険で自分のために払ったお金を「経費」として処理出来たり、実質自分で使うための車を会社の経費で購入して、ガソリン代や車検代などを経費として処理出来たりも出来ます。なんてことが本屋さんに置いてある本には大抵書いてあります。

ただ、ここで大切なのは「会社が儲かっていたら」という条件が付くということです。儲かっていないのにどんどん経費を使ってしまってはそれはただ自分の資産や人に借りた資金を食いつぶしているだけになります。
ですので開業当初はとにかくお金がかからないやり方を自分で考えなければいけないのです。

その上でもし物販であればどれだけ「運営費」「仕入れ費用」をかけずに「売上」を一つでも作り、運営費や仕入れ費用を超えて利益を作り出していけるかが成功の鍵になります。

もちろん資金力やノウハウのある会社は大きめの資金をかけてノウハウを最大限生かして、すぐに投資したお金を回収するということが可能かもしれません。しかしこの記事を読んでくださっている方々は恐らくノウハウや資金のない状態でどうやってビジネスを作って行けばいいのかと試行錯誤をされていることだと思います。ですのでテレビや本などで謳われている夢は本来は後回しになるのが通常で社長は大抵誰でもそうなのですが、最初から夢があったわけではなく、たまたま儲かった事業があって後から大義名分を作りたくなるのが実態です。

次に名刺やホームページもいずれ必要になるでしょう。しかし、経費を最低限に抑えるためには販売はインターネットで行うことが懸命です。ただ、そのホームページが単なる会社案内だったりそこに売るための仕組みがなければ無駄な経費ということになります。どのような商品でもサービスでも具体的なプランがないと販売し始めることすら出来ません。

そのプランとはズバリ、「何をどのくらいの値段で仕入れてどのくらいの値段で売るのか、どのように売るのか」といういわゆる5W1Hのことです。その時に考えなければいけないことは「そもそもその商品の需要が多くあるのか」「その労力をかけてその商品を売ったとして割りにある利益が継続的に得られるのか」「その商品のライフサイクルは長いのか。一時のブームで終わらないか」「物流はしやすい商品か」「市場の値段に比べて優位性があるのか」「市場でオンリーワンになれる商品なのか」などなどこの部分が会社を設立するかどうかよりも、名刺を作るかどうかよりも一番大切な部分です。

うまく行かせるために無駄な仕事をせずに一番大切なことを時間をかけて考えましょう。
ただ、全部プランしてから動く必要はありません。そんなことをしていたらいつまでたってもスタート出来ません。
止まっているくらいならば、取り敢えず動き出してまずければ後で修正していけばいいのです。
心配する必要はありません。最初の時点ではあなたのホームページなんて誰も見ていませんから。
「途中でサービスが変わった」なんて文句を行ってくる人は1人もいません。

だから自分の頭の中で考えをまとめながらウェブサイトにそれを日記のように書き留めて行くという作業からスタートしてみてください。
きっと何かしらの成果が出てくると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

トップへ戻る