今回はオーストラリアの携帯電話代について書き留めておきたいと思います。
日本ではソフトバンクを夫婦で契約していましたが、平均で月額12000円程支払っていました。
ここオーストラリアでサービスが一番良く、且つ日本の3分の1の料金で携帯代を済ませることが出来る方法をご紹介します。
その方法は
プリペイド契約を長期間で契約する
という方法です。
オーストラリアの最大手の通信会社はTelstraです。
日本でいうNTTの様な会社で、通信網もオーストラリアでナンバーワンでこの広いオーストラリアで繋がらないことは稀です。
ただ、日本で良くあるタイプの契約をしてしまうとあまり安くならないため、プリペイド式で契約して1年分を一度に支払うことで月額25豪ドルで自宅で定額制のWifiを契約しているのであればデータはほぼ使い放題の感覚でさらに日本やその他の国に電話をかける際も通話時間をあまり気にせずにかけることが出来ます。
プリペイド式というと自分の電話番号がずっと継続できないのではないかという不安がある方もいらっしゃるかもしれませんが、料金を払い続ける限り電話番号は固定されるため実質よくある月額での契約とほとんど変わりません。
一番お得なプリペイド契約の内容は下記の通りです。
・チャージ金額300豪ドル(300豪ドル÷12ヶ月=25豪ドル/月) ・有効期限1年間 ・データ量150GB(使い切れなかったデータはサービスの継続を前提に200GBまでData Bankと呼ばれるサービスで持ち越すことが可能です。) ・オーストラリア国内通話・SMS無制限 ・テザリング ・日本への国際電話実質無制限 以下の国に6000分かけることが出来ます。 カナダ、中国、デンマーク、ドイツ、グアム、香港、インド、アイルランド、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、ノルウェー、プエルトリコ、ルーマニア、シンガポール、韓国、イギリス、アメリカ、ベトナム 以下の国に800分かけることが出来ます。 アルゼンチン、バングラディシュ、ブラジル、カンポジア、チリ、コロンビア、アイスランド、ギリシャ、イタリア、レバノン、フランス、イラン、イスラエル、ケニア、クエート、メキシコ、ネパール、オランダ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、ペルー、スリランカ、サウジアラビア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、台湾、タイ、アラブ首長国連邦
プリペイドというと使い捨ての番号というイメージが日本にはありますが、上記の豊富なサービスを月額換算25豪ドル(約2000円)で利用することが出来ます。
契約の更新は「リチャージ」という形で最初の契約期間満了前までにチャージをします。
チャージはクレジットカードにてオンラインで可能で、自動更新の設定も可能なので通常の携帯契約をしているのと変わらない条件で使うことが可能なのです。
また、オーストラリアではeSIMと呼ばれる電子的なSIMを契約することが可能で一台の携帯電話で2つの番号を契約することも可能です。
※対応機種に限ります。日本では一部のキャリアでしか2021年現在利用出来ません。
このようにオーストラリアの携帯電話サービスは非常に自由度が高く使い勝手が良いです。
渡航前に日本でApple StoreなどでSIMフリーの端末を購入しておいて、オーストラリアに到着次第Telstraのプリペイドスターターキットを購入するとSIMカードが入手出来ますので、あとはオンラインでアクティベート(有効化)してチャージすればすぐに携帯電話を利用開始出来ます。
ただ、経験上の注意点としては一番最初のチャージの時は10ドルなどの最低限の金額をチャージすることをお勧めします。
なぜなら自分の場合はクレジットカードを使って最初に300ドルをチャージしようとしましたが、クレジットカードに請求は来ているのにアクティベートが出来ずにTelstraに何度も電話しなければいけませんでした。(最終的にはアプリのバグであることが分かりました。)
まずは10ドルをチャージして取り敢えず使える様にしてから、有効期限満了になる前日に300ドル等の大きな金額をチャージすることをお勧めします。
こうすることで支払っているのに携帯電話が使えない等のトラブルを経験することなく利用することが出来ると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。